自分語り その2

その2

RonBerg / Pixabay

長くなっておりますが

自分語り その2の始まりです (^^♪

人の役に立ちたいという思いはなぜかあって

仕事選びも根底にはその気持ちがあったのですが

独善で現実性も具体性もない夢ばかり見ていました。

そして、私は有能だ、私を認めてほしいの気持ちばかりが特に強かったと思います。

現実を顧みもせずに・・・

就いてきた職業全てはその夢のための過程だったり

手段という位置づけで考えていたので、腰が定まらず

思い通りにいかなかったり、行き詰ったりすると本当の目的ではないからと辞めていました。

始めからやりたい仕事に就かないのは、自分の自信のなさもあるのかもしれませんが

今思うと、逃げに使っていたような気がします。

夢の途中ならば、いつまでも追っていられるし

能力や実現性の有無や、その他もろもろの条件といった現実の自分と向き合うことも

問題や課題と向き合わなくていいと無意識に思っていたのかもしれません。

ピーターパンといいますか、モラトリアム人間【モラトリアムとは,アイデンティティ

(自我同一性)の確立を先送りにする心理的猶予期間のこと。こうした状況にある人を

モラトリアム人間という。コトバンクより引用】

であったと思います。

また、自分で望んだつもりでも、実は親や周りの価値観や職業観であって

本当に自分が望んだものであったのか

あの高専受験失敗の挫折感や、はたまた星読み的なものから

私は社会的成功を求め、囚われていました。 (+o+)

故に、仕事選びは第一に見栄えで選んでいたような気がします。

心らの悦びや、深いところからの望みだったりとか

自分のことが全く分かっていませんでした。

まあ、今でも探り探りなのですが (^^;)

その後は、転職を繰り返し職歴がもうひどい有様で

普通に会社員生活は厳しいと思いましたので

ここ最近は自営しかないと思っていました。

(自営の皆様、安易な考えですみません m(__)m)

技能がなかったので、比較的に資格だけで独立出来て、興味がありそうな

法律系の資格取得に向けて突き進んだのですが、10年やってもダメでした。

なんか後半の方は苦しいし、途中でもうダメかなと思ったのですが

母に言われていた「オマエは何をやっても中途半端にする」が引っかかって

最後は意地になっていました。

今考えると、5年ぐらいを目途にそこで続けるのか、続けないのか

本当にやりたいことなのか、もう一度再検討して、適性は実力はどうなのか

本当に必要なのか、本当に望んでいるのかと冷静に向き合うべきでした。

意地になって執着し過ぎて周りが目に入りませんでした 😭

マスコミ等で「絶対諦めないのが成功の要因」だ! みたいに

その成功モデルばかり特集しますが(確かにただ見ているだけなら

そっちの方が面白いですが)

それと同じくらいに私は諦めるのも大事なのことが分かりました。

私も前まで諦めるというのは、途中で投げ出すイメージで

なにかイヤだったのですが、しかし

日本語で”諦める”は放棄、断念、ギブアップなど、マイナスイメージで使われることが

多いと思いますが、漢和辞典で「諦」を調べると悪い意味はひとつもありません。

〔つまびらかにする。いろいろ観察をまとめて、真相をはっきりさせる。まこと〕

・・(中略)・・諦の意味は日本語では「明らか明らかにする」に近いのです。

実際に日本語の「諦める」と「明らか」は言葉として同源。物事の真実の姿やありさまを

明らかにすることで、やっと諦められるというニュアンスを、もともと含んでいました。

多くの人が知らない「諦める」の本当の意味 名取 芳彦氏より引用)

本当はどうしたいの、それは本当に必要なの、本当に自分が望んでいるのと

静かに自分と対話し、続けるなら続ける止めるなら止める

と、するのが良かったのかもしれません。

そして、矛盾しているかもしれませんが

執着しすぎるのは良くないといろいろ言われていますが

中途半端な気持ちを残して諦めるなら

とことん執着してみるのもいいかもしれません。

今回私が意地になっていた部分もありましたが

いつもと違って執着するだけ執着したので

逆に憑き物が落ちたように諦められた気がします。

まあ、後づけかもしれませんが (^^;)

最初はこれでいいと思ったけど続けるのが、なぜか苦しいと思うのなら

一度考えた方がいいと思います。

それは、心からのサインかもしれません。

止めたことを考えるとスッキリする、止めることが納得できるというのなら

止めた方がいいかと思います。

やっぱり楽しい、好きだ、苦しいよりも楽しいが上回るといったり

やっぱり少しでも未練があるというのなら、明らかになるまでやってみる

というのも手かもしれません。

その3に続きます。よろしかったらどうぞ)(最初のページに戻る

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